白猫プロジェクト1億DL突破！ソシャゲのダウンロード数はなぜ多いのか！

白猫プロジェクトは2014年7月にAppStoreとGooglePlayでリリースされて以来、順調にダウンロード数を伸ばしていき2016年9月現在までに累計1億ダウンロードという異常な数字が発表されています。

1ダウンロードで1人白猫プロジェクトをやっていると考えると日本人の80％近くが白猫プロジェクトをやっているということになりますがこれはどう考えてもおかしいですよね。

他のソシャゲのダウンロード数を見ても

• パズドラ　4300万ダウンロード
• 魔法使いと黒猫のウィズ　3800万ダウンロード
• モンスト　3500万ダウンロード

と非常に多いのがわかります。

ではなぜソシャゲのダウンロード数はここまで多いのでしょうか。

1.リセマラによるダウンロード数

これが一番の理由でしょう。

そもそもリセマラとはリセットマラソンの略で最初のアプリをインストールした後に無料で手に入るキャラクターがレアなものを引き当てるまで、何度もアプリをインストール、アンインストールを繰り返すことです。

こうすることによってはじめから強いキャラクターやモンスターを持った状態でゲームを始めることができるためこのようなソシャゲではリセマラをする人が非常に多いです。

また、白猫プロジェクトでリセマラをする場合には大体20回ほどアプリのインストール、アンインストールを繰り返さないといけないと言われているので一人リセマラするだけでダウンロード数は20ほど増えるわけです。

このリセマラを多くの人が行うことによってダウンロード数とユーザー数は大きく乖離していくということです。

2.アプリのダウンロードに対して報酬を与えている

このようなソシャゲはインターネット広告やCMなど宣伝に莫大な費用をかけています。
中でも最もダウンロード数を増やす手段がポイントサイトなどへの広告の掲載です。

有名なところでは「モッピー」「げん玉」などが挙げられます。

これはポイントサイト内で指定されたアプリをダウンロードするとポイントがもらえ、それを現金やiTunesカードのような電子マネーに交換できるというものです。

大体1つのアプリをダウンロードするごとに50円～10円分のポイントがもらえます。

このようなサイトに広告をのせることによってそのアプリで遊ぶか遊ばないかは別としてダウンロード数は確実に稼ぐことが出来ます。

ではなぜここまでしてダウンロード数を稼ぎたいのかといえば、ダウンロードさえさせてしまえば暇な時間になんとなく遊んでそこからのめり込ませることへの期待やダウンロード数ランキングに掲載されることが大きな目的になります。

3.ダウンロード数ランキングへの掲載

AppStoreではアプリのランキングの項目があり、iPhoneユーザーで暇な時にこのランキングをみる人はかなり多いと思います。

そしてこのAppStoreのランキングや外部サイトのダウンロード数ランキングに掲載されるとかなりの人の目にとまり、さらにダウンロード数が増えるわけです。

そのため、リセマラによるダウンロード数の爆発的な上昇とアプリのダウンロードにインセンティブを与える広告手段によりダウンロード数ランキングに掲載され、さらにダウンロード数は増えていくという好循環になるわけですね。

まとめ

このようにソシャゲでは多くのユーザー確保のためにあらゆる手段を用いてダウンロード数を獲得しています。

全体のユーザー数が増えれば課金ユーザー、重課金ユーザーの数も増えるわけですからソシャゲの運営側もどんどん儲かるという仕組みになっています。

非常によく出来た仕組みだとは思いますが、ソシャゲで遊ぶときは適度に遊ぶようにしましょう。